「パン屋ではおにぎりを売れ」書評【アイデアを生む思考法について】

こんにちは!
『まいにち種まき』をご覧いただきありがとうございます。

かずしげ(@kazu05306)です。

今回は柿内尚文さんの『パン屋ではおにぎりを売れ 想像以上の答えが見つかる思考法』を紹介します。

✔︎こんな人におすすめ

  • 考えることが苦手だと感じている人
  • 仕事や副業などで成果を出したい人

✔︎本記事の内容

  • 『パン屋ではおにぎりを売れ』の思考のポイント

この記事を書いている私は副業でブログを書いています。

本業は教会長ですが、会社員としても働いています。

いろいろなことに挑戦する中で「考える」ことがうまくできないときにこの本に出会いました。

「考える」と「思う」の違いや、どうしたら成果の出る考え方ができるかなどを学び、仕事で成果が増えてきました。

仕事や副業など、成果を出したいと考えている方におすすめの1冊です。

書籍紹介

タイトル:『パン屋ではおにぎりを売れ 想像以上の答えが見つかる思考法』

著者:柿内尚文

出版社:かんき出版

初版:2020/6/24

ページ数:272ページ

著者紹介

著者は柿内尚文(かきうち たかふみ)さんです。

慶応義塾大学卒業後、読売広告社に入社。

出版業買いに転職したのちぶんか社、アスキーなどを経て、2002年にアスコムに入社します。

2008年には取締役に就任しました。

これまで企画した本の累計発行部数は1000万部以上で、10万部を超えるベストセラーを50冊以上企画しました。

担当した書籍に『医者が考案した長生きみそ汁』『3000円投資生活』などがあります。

『パン屋ではおにぎりを売れ』のオススメポイント

『パン屋ではおにぎりを売れ』のオススメのポイントを3つ紹介します。

  • 考える=「広げる」+「深める」
  • 考える前にテーマに対するインプットを行う
  • ずらして考えることで新しい価値をうむ

それでは順番に説明していきます。

考える=「広げる」+「深める」

考えるとは「広げる」+「深める」ことであると本書では書かれています。

そもそも多くの方が「考える」ではなく「思う」だけで終わってしまっています。

  • 思うとは「頭に浮かんでくること・感じていること」
  • 考えるとは「目的のために意識して思考すること」

人間は1日に6000回は何かを考えていると言われていますが、そのほとんどが「思う」になっています。

意識して「考える」ことが大切なんですね。

そして「考える」とは「広げる」ことと「深める」ことです。

  • 広げるとは「可能性を考えていくこと」
  • 深めるとは「本質的価値を考えていくこと」

どんなことでも可能性と本質的な価値を考えることが大切です。

あなたが成果を出したいと思っていることの可能性と価値を意識して考えてみましょう。

考える前にテーマに対するインプットを行う

しっかりと考えるためにはインプットすることが大切です。

なぜなら、考えテーマの情報をインプットしないと考えるための情報がないからです。

事前に情報がないと考えること、いいアイデアをだすことは難しいですよね。

しっかりと思考するためには思考の材料が必要になります。

ちゃんと考えるための準備としてしっかりインプットの時間を取りましょう。

インプットをする方法はいろいろあります。

  • 関連する本を読む
  • ネットで記事や論文を読む
  • そのテーマに詳しい人に話を聞く

人にアドバイスを聞くのは恥ずかしいという人もいますが、聞ける人がいるなら聞いてみるといいと思います。

ずらして考えることで新しい価値をうむ

ずらして考えることで新しい価値をうむことができます。

本書では「のび太という生き方」という本を例に出して説明されています。

この本は40代女性が多く購入し、子どもから感想が届くことが増えだそうです。

そこで、自己啓発本から読書感想文でも使える本にポジションをずらすことで40万部の大ヒットになりました。

すでにある価値をずらして考えて展開していくと、新しい価値が生まれることがあります。

本書ではそのほかにも12の思考のテクニックが紹介されているので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

今日から実践できるポイント(TODO)

  • 思考のトレーニングをする
  • インプットを習慣化する
  • 考えたこと・目にしたアイデアを記録していく

『パン屋ではおにぎりを売れ』のまとめ

今回は『パン屋ではおにぎりを売れ 想像以上の答えが見つかる思考法』について紹介しました。

改めて本書のポイントをまとめると以下の通りです。

  • 考える=「広げる」+「深める」
  • 考える前にテーマに対するインプットを行う
  • ずらして考えることで新しい価値をうむ

人間はたくさん考えることができる生き物です。

どんな人にも平等に1日は24時間しかありません。

ぼーっと過ごしたり、無駄無ことに時間を使ったらあっという間に1日が終わってしまいます。

思考のトレーニングは今日からでもできるのでぜひ試してみてください。

時間を無駄にせずに本書を読みたいなら、Audibleがおすすめです。

初月は無料ですし、耳で聞く読書なので、スキマ時間も有効活用できます。

ぜひ時間を無駄にすることなく、たくさん考えて、どんどんアイデアを出していきましょう。

  • この記事を書いた人

かずしげ

中央大学▶老人ホームの営業▶『まいにち種まき』運営▶天理教の教会長 ●読書・ゲーム・食べ歩きや散歩が好きです。

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