『20歳の自分に受けさせたい文章講義』の感想を紹介します。

『20歳の自分に受けさせたい文章講義』の感想を紹介します。

こんにちは!!
『まいにち種まき』をご覧いただきありがとうございます。
中村一成です。

ブログとかを始めたいけど、文章を書くのってあまり得意じゃない。何か文章を書くときに参考になる本があれば教えてほしい。

こんな疑問を持っている方におすすめの本です。

本記事の内容

  • 『20歳の自分に受けさせたい文章講義』ってどんな本?
  • 『20歳の自分に受けさせたい文章講義』のポイント

この記事を書いている私は、10月からブログを再開しました。
もともとあまり文章を書くことが得意なわけではなく、今もこの本を参考にしながら、日々練習しています。

文章をこれから書いていく方や、ブログやライティングを副業で始めたい方など、文章を書きたい人にとても参考になる本です。

それではこれから説明していきたいと思います。

よろしくお願いします。

20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書)
created by Rinker

『20歳の自分に受けさせたい文章講義』ってどんな本?

『20歳の自分に受けさせたい文章講義』の感想を紹介します。

この章では、『20歳の自分に受けさせたい文章講義』がどんな本なのか説明していきたいと思います。

本書のあらすじ

「話せるのに書けない!」人のための“文章の授業

どうすれば自分の気持ちや考えを「文章だけ」で伝えることができるのか? この授業のスタート地点はそこにある。
そう、僕らは「話せるのに書けない!」のだ。人に口で伝えることはできても、それを頭の中で文章に変換しようとすると、とたんに固まってしまう。
メールの一通すら、うまく書けない。
「話すこと」と「書くこと」はまったく別の行為なのだ。決して「同じ日本語じゃないか」などと思ってはいけない。この授業では、現役のライターである僕が、現場で15年かけて蓄積した「話し言葉から書き言葉へ」のノウハウと哲学を、余すところなく伝えていく。
学校では誰も教えてくれなかった“書く技術”の授業をいま、始めよう!

Amazonより引用

話せるのに書けない。書くことが苦手。
これは多くの方に経験があるのではないでしょうか?

作者は同じ思いを持っていた20歳のときの自分に向けて、この本を書いているそうです。

同じ悩みを持った方に参考になる充実した内容の本になります。

作者紹介

古賀史健(こがふみたけ)ライター

1973年福岡県生まれ。

バトンズ代表。出版社勤務を経て24歳でフリーに。

30歳からは書籍のライティングを専門とする。

以来、「ライターとは“翻訳者”である」「文章は“リズム”で決まる」を信念に、ビジネス書や教養書を中心に現在まで約100冊を担当。

シリーズ世界累計500万部を突破した『嫌われる勇気』(岸見一郎共著/ダイヤモンド社)をはじめ、多数のヒット作を手掛ける。

2015年に株式会社バトンズを設立、現在に至る。

『20歳の自分に受けさせたい文章講義』より引用

本書の目次

ガイダンス その気持ちを「翻訳」しよう

第1講 文章は「リズム」で決まる

第2講 構成は「眼」で考える

第3講 読者の「椅子」に座る

第4講 原稿に「ハサミ」を入れる

『20歳の自分に受けさせたい文章講義』をオススメしたい人は?

  • 話すことはできるのに、書こうと思うと手が止まってしまう人
  • 自分の気持ちをうまく文章にできない人
  • ブログやライティングなど、文章を書くことに興味がある人

上記のように考えている方は、ぜひオススメです。

この本を読むことで、話し言葉から書き言葉へどのように変換していけば良いのかが分かります。

また今後、ブログやウェブライティングで文章を書いていきたいと考えている人は、「文章を書くこと」の勉強になると思います。

20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書)
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『20歳の自分に受けさせたい文章講義』のポイント

ここからは『20歳の自分に受けさせたい文章講義』のポイントを紹介していきたいと思います。

その①書くことは頭の中の「ぐるぐる」を翻訳すること

私たち頭の中には常にさまざまな「思い」や「考え」が巡っています。

その言葉にならないものを著者は「ぐるぐる」と呼んでいます。

文章を書くということは、その「ぐるぐる」を伝わる言葉に「翻訳」することだといいます。

いざ文章を書こうと思ってもなかなか書けないのは、頭の中の「ぐるぐる」を整理できていないからです。

整理し、翻訳するためにまずノートなどに書き出して、目にみえるようにすることが効果的です。

お気に入りのノートやメモ帳でもいいですし、裏紙でもいいです。
書こうと思っているテーマについて思うことを書き出してみてください。

惜しまず紙とペンを使うことがコツです。

その②読者の「椅子」に座る

あらゆる文章には読者が存在しています。

読者の椅子に座るということはその人の目線で文章を考えるということです。

読者のイメージは「10年前の自分」か「特定の“あの人”」をイメージしましょう。

不特定多数をターゲットにするよりも、誰か1人をターゲットにした方が伝わりやすい文章になります。

人は納得して初めて行動に移します。

「説得」するのではなく「納得」させることを目指して読者と文章でコミュニケーションを取れるように進めていくことが大切です。

その時に読者の椅子に座るという意識が必要になります。

その③「何を書くか?」ではなく「何を書かないか?」

多くのひとが、文章を書くときに、 いろいろと書きたくなりますよね。

あれを書こう、これを書こう、と文章を「足し算」で考えてしまっています。

実は文章に大切なことは、「何を書かないか?」という「引き算」の考え方なんです。

いろんなことを詰め込むよりも、大切なことに選んで書いたほうが、伝わりやすくなります。

そして、自分の書いた文章を疑いましょう。

これは必要かな?
わかりにくくないかな?
と疑うことで、必要なさそうなものや、わかりにくいものをどんどん削りましょう。

そのように編集することで、読みやすい文章になります。

『20歳の自分に受けさせたい文章講義』のまとめ

いかがでしたか?

これから文章を書く方や、すでに書いている方にも使えるテクニックや考え方がたくさん書いてある本です。

読むことで、文章を書くということの苦手意識は少し薄まるかなと思います!

そして1番大事なことは「とにかく書いてみる」ということです!

20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書)
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  • この記事を書いた人

かずしげ

中央大学▶老人ホームの営業▶『まいにち種まき』運営▶天理教の教会長 ●読書・ゲーム・食べ歩きや散歩が好きです。

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