こんにちは!
『まいにち種まき』をご覧いただきありがとうございます。
中村一成(@kazu05306)です。
今回は『かしもの・かりものを学びたいと思ったら最初に読む本』を紹介したいと思います。
✓こんな人におすすめ
- 天理教について興味がある
- 「かしもの・かりもの」という教えについて学びたい
- 毎日を少しずついいものにしていきたい
✓本記事の内容
- 「かしもの・かりもの」について学べる
- 毎日を少しずつ良くしていくためのポイントを紹介
- 今日から実践できるポイント(ToDo)
この記事を書いている私は、天理教の教会の会長をしています。
「かしもの・かりもの」という教えは、天理教の教えの中でも大切なものですが、なかなか理解するのが難しい人もいるかもしれません。
今回紹介する『かしもの・かりものを学びたいと思ったら最初に読む本』は、とてもわかりやすく、この教えを説明しているので、参考になればうれしいです。
目次
書籍紹介
タイトル:『かしもの・かりものを学びたいと思ったら最初に読む本』
著者:松尾太郎・久保一元
発行者:天理教加古大教会
初版:2021年4月11日
ページ数:74ページ
著者の紹介
著者は松尾太郎さんと久保一元さんです。
松尾太郎さんは、天理教加古大教会の大教会長さんで、お医者様でもあります。
また医療だけでなく、福祉や農業にも携わり、会社も経営しているなど、多岐にわたって活躍されています。
久保一元さんは、天理教麹町大教会の大教会長様で、教会で講話日や子ども食堂など、地域の方と積極的にかかわりおたすけをされています。
本書のオススメポイント
本書は筆者のお二人が講演会の内容が中心となっています。
大切なポイントはいくつもありますが、今回はその中でも私が特に重要だと思ったポイントを3つ紹介したいと思います。
- この世は心通りの世界
- かりものを大切に使う
- 3つのルールを意識する
それでは順番に説明していきます。
この世は心通りの世界
本書の中では「この世界は心通りの世界である」と書かれています。
かしものかりものは「この世界のすべては神様からの借り物で、心だけが自分のものである」という教えです。
それぞれが本心で思っていることを神様が受け取り、自分の周りに現してくれます。
ということは、自分の心で良いことを思い続ければ良いことが起きてきますし、悪いことを思えば、悪いことが起きてきます。
この世界は自分以外はすべて、自分の心をうつす鏡です。
毎日、たくさん感謝して、良いことを考えながら生活したいですね。
かりものを大切に使う
まずかりものは大切にしましょう。
かりものを大切にすることで、自分のことも大切にすることができるようになります。
例えばレンタカーや、友達から借りたものは、自分のものよりも大切にしますよね。
それは自分のものではなく、誰かから借りているものだからです。
借りたものを大切に使うことで、貸してくれた人は喜んでくれます。
これは神様も同じで、自分の体や身の回りのものなど、神様から借りているものを大切に使うことで、神様がどんなこともちょうどいいようにしてくれます。
感謝の気持ちをもって大切に使うことが重要ですね。
3つのルールを意識する
本書の中には「かりもの」には3つのルールがあると書かれています。
- 感謝する心(マインド)
- 言葉を変えること(ワード)
- 大切にすること(アクション)
この3つのルールをしっかりと守って意識して生活することで、神様が良い方向に毎日を進めてくださるといいます。
私も、働いているときはあまりの激務で、本当に疲れて困っていた時期がありました。
それでもこの教えを聞き、まずは何にでも感謝して、ポジティブな言葉に変えてみました。
すると状況が変わり、有意義に仕事に取り組むことができるようになりました。
仕事や家庭で悩みがある方は、簡単にできることなので、少しずつこの3つのルールを意識して生活してみてください。
今日から実践できるポイント(ToDo)
- すべてに感謝の気持ちを持つ
- 自分のことも大切にする
- まずは言葉を変えてみる
『かしもの・かりものを学びたいと思ったら最初に読む本』のまとめ
いかがでしたか?
今回は松尾太郎さんと久保一元さんの書かれたかしものかりものを学びたいと思ったら最初に読む本を紹介させて頂きました。
「かしものかりもの」について書かれた本はたくさんあるのですが、この本はあまり天理教のことがわからない人でも読みやすい本だと思います。
amazonなどで50冊程度限定で販売しているそうなので、もし興味のある方はぜひ読んでみてください。