「人の上に立つために本当に大切なこと」の感想と書評を紹介

『「人の上に立つ」ために本当に大切なこと』レビュー

こんにちは!
『まいにち種まき』をご覧いただきありがとうございます。

中村一成(@kazu05306)です。

今回は『「人の上に立つ」ために本当に大切なこと』の感想と書評を紹介していきたいと思います。

こんな人にオススメ

  • 会社で部下がいたり、グループのリーダーをやっている人
  • 経営者や企業、団体の代表者
  • リーダーになりたい人や、他の人とのかかわり方を学びたいと思っている人

特に、何か変わりたいと思っている方や、そのコミュニティの雰囲気をもっとよくしていきたいと考えている方にはおすすめです。

本記事の内容

  • この本のオススメポイント
  • リーダーに必要な力を3つ紹介
  • 今日から実践できるポイント(ToDo)

この記事を書いている私も
実家の教会を継いで会長になりました。

今のうちから、他の人と協力し信頼してもらえるようになるために読んでみました。

すぐに始めることができる情報もありますので、ぜひ参考にしてみてください。

カズシゲ
カズシゲ

将来に向けてぜひ読んでおきたい1冊です!

書籍情報

タイトル:『「人の上に立つ」ために本当に大切なこと』

著者:ジョン・C・マクスウェル

初版:2013年2月28日

「人の上に立つ」ために本当に大切なこと
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著者の紹介

ジョン・C・マクスウェルさんはリーダーシップの世界的権威で、「世界一のメンター」として知られています。

ビジネス、軍、政治、スポーツ、国際協力などいろいろな分野から絶大な人気と信頼を得ています。

著書には『あなたがリーダーに生まれ変わるとき』(ダイヤモンド社)、『これからのリーダーが「志すべきこと」を教えよう』『「戦う自分」をつくる13の成功戦略』『その他大勢から抜け出す成功法則』などがあり、全世界でシリーズ累計1800万部を記録するベストセラー著者です。

この本のおすすめポイント

この本のおすすめポイントはなんといっても、「人の上に立つ」リーダーの21の法則です。

これは、著者が多くの分野のリーダーと話し、また歴史上のリーダーたちを分析し、ほとんどの人がやっている法則を21個まとめたものです。

  1. 人格
  2. カリスマ性
  3. 不屈の精神
  4. コミュニケーション能力
  5. 能力
  6. 勇気
  7. 洞察力
  8. 集中力
  9. 与える心
  10. 独創性
  11. 聞くこと
  12. 情熱
  13. 前向きな姿勢
  14. 問題解決力
  15. 対人関係能力
  16. 責任
  17. 心の安定
  18. 自己規律
  19. 奉仕の精神
  20. 学ぶ心
  21. ビジョン

この本は21の法則をそれぞれ、偉大なリーダーたちの実例を示しながら説明してくれています。

最初から順番に読んでいくのもいいです。

でも、目次を読んで、気になるところや、自分に足りないと思うポイントがあれば、重点的に読んだりするのもいいと思います。

リーダーに必要な力を3つ紹介

この21の法則で、私が特に興味をひかれたものを3つ紹介したいと思います。

  1. 人格
  2. 対人関係能力
  3. 奉仕の精神

それでは順番に解説していきます。

人格

リーダーシップとは、人々に自信を与える人格のことである。

本書より引用

リーダーとなる人は人格も同時に成長させていく必要があります。

本書の中では、才能は選べないが、人格は選ぶことができるという一文があります。

日々の生活の中で、妥協することなく、コツコツ誠実に進んでいくこと。

困難なことを達成することで、自分の人格を磨いていくことができます。

妥協したいと思ったときこそ、成長のチャンスです。

カズシゲ
カズシゲ

やっぱりコツコツと1歩ずつでも進むことが大切ですね!

対人関係能力

人々は、あなたがどれだけ気遣ってくれているかを知るまでは、あなたの知識がどれだけ豊富であろうと意に介しない。

本書より引用

優れたリーダーになるためには、一緒に働いている人や、周囲の人と良い人間関係をつくる力が必要不可欠だと思います。

考えてみてほしいのですが、どんな人でも、働くなら雰囲気がいい職場のほうがいいですよね。

上司も苦手で話しかけにくい上司より、雰囲気のいい信頼できる上司の方が仕事もスムーズに進みやすいと思います。

そのような職場や、人間関係を作るためには、そこをまとめるリーダーに優れた対人関係能力が必要になります。

本書の中で、対人関係能力を磨くには、3つのことが必要になると書かれていました。

  1. 人々を理解する
  2. 人々を愛する
  3. 人々を助ける

これらのことを意識して、対人関係能力をどんどん磨いて、魅力的なリーダーを目指していきたいですね。

カズシゲ
カズシゲ

どんなところでも人が一番重要ですね!

奉仕の精神

自分の地位を愛する以上に自分についてきてくれた人々を愛さなければならない。

本書より引用

奉仕するというと、どんなイメージを持ちますか?

私は自分のことよりも、相手のことを優先するというのが第一歩かなと考えています。

相手のことを考え、相手に喜んでもらえるように心がける。

そのためには、自分の心や状況にゆとりがないと、相手のことを思いやることはできないと思います。

奉仕するというのは、心の持ち方ひとつで誰にでもできることです。

まずは、身近な人に喜んでもらえるように行動してみてはどうでしょうか?

カズシゲ
カズシゲ

やっぱり喜んでもらえるのはうれしいですね!

今日から実践できるポイント(ToDo)

  1. ちょっとした親切を心がける
  2. 自分の人格を見つめなおすための自己分析をする
  3. とにかく行動してみる

この3つは今、この瞬間から取り組むことができます。

今日が人生で一番若い日ですので、とにかく動いてみてください!

『「人の上に立つ」ための本当に大切なこと』のまとめ

いかがでしたか?

この本は、リーダーになるために大切なことももちろんですが、人として大切なことがたくさん学べる1冊でした。

今回私が21の法則の中でピックアップしたことは次の3つ。

  • 人格
  • 対人関係能力
  • 奉仕の精神

あなたにはもしかしたら、他の法則が気になるかもしれません。

あなたが理想のリーダー像や将来像に近づけるように応援しています。

ありがとうございました。

「人の上に立つ」ために本当に大切なこと
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  • この記事を書いた人

かずしげ

中央大学▶老人ホームの営業▶『まいにち種まき』運営▶天理教の教会長 ●読書・ゲーム・食べ歩きや散歩が好きです。

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