学び

フードパントリーを実際にやってみて気づいたことを紹介します。

こんにちは!
『まいにち種まき』をご覧いただきありがとうございます。

中村一成(@kazu05306)です。

今回は、本日初挑戦してみた「フードパントリー」の感想と今後の課題などを紹介していけたらと思います。

こんな人におすすめ

  • 何か困っている人をたすけたい
  • 子どもの貧困の手助けになる活動をしたい

本記事の内容

  • フードパントリーって何?
  • フードパントリー当日までに準備したこと
  • 実際にフードパントリーを開催して気づいたこと

この記事を書いている私は、本日3/1にはじめてフードパントリーを開催してみました。

フードパントリーは直接生活に困窮している人を助けることができ、また食品ロスを減らすことができるのでやりがいがありました。

今回の記事では、私自身が今回の活動で学んだことを記録し、同じように活動したい人の参考になればと思って書かせてもらいました。

それでは、しばらくお付き合いください。

フードパントリーって何?

そもそも「フードパントリー」というのがどのような活動なのか知らない方もいると思うので、かんたんに説明したいと思います。

フードパントリーとは、いろいろな理由で生活に困っている方に、無償で食料を配布していく活動のことです。

困っている理由は人それぞれですが、これだけ栄えている日本に食糧で困っている方がいて、ぎりぎりの生活をされている。

そんな人を少しでも助けたいというのが、このフードパントリーです。

次は実際に私が当日までに準備したことを紹介していきたいと思います。

フードパントリー当日までに準備したこと

フードパントリーの当日までに準備したことは大きく3つです。

  1. 食材の確保をする
  2. 本当に必要な人がどれくらいいるのかを把握する
  3. どのように渡すかを考える

それでは順番に説明していきます。

食材の確保をする

困っている方をたすけるためにフードパントリーをやりたいと思っても食材が無ければ配ることができません。

私たちは、食材を提供してくれるNPOを見つけたので、相談に行ってみました。

そこは『セカンドハーベストジャパン』というNPO法人で、食品ロスを減らし、必要とするすべての人に食事を提供したいという思いをもって活動されている法人です。

そちらの協力もあり、無事に食品を用意することができました。

本当に必要な人がどれくらいいるのかを把握する

食材の確保ができるようになり、次は本当に必要な人がどれくらい近くにいるのかを調べる必要があります。

今回は社会福祉協議会に相談に行き、需要はしっかりとあることを確認しました。

周知の方法は、Twitterや、ホームページを活用しました。

誰でも受けることができては困るので、条件を設けました。

  1. 児童扶養手当を受けていること
  2. ひとり親家庭の医療費補助を受けていること

このどちらかを受けている家庭を対象にしました。

登録のときにこれらの証明書の写真を送ってもらいました。

どのように渡すかを考える

それぞれの家庭に食品を渡す方法を考えます。

今回はシンプルに、食材をこちらで仕分けし、取りに来てくれた人たちに渡す方法を選びました。

この点は他にもいい方法があるのか、素行錯誤できるポイントかなと思います。

次は当日の感想を紹介したいと思います。

実際にフードパントリーを開催して気づいたこと

本日実際にやってみた気づいたこととして3つあげたいと思います。

  • 時間はポイントで区切った方がいい
  • 食材の総量をしっかり把握し分配する
  • 事前にどれくらいの量が渡せそうなのかを連絡

順番に説明します。

時間はポイントで区切った方がいい

時間はポイントで区切った方がいいなと感じました。

今回は5世帯だけと少なかったことと、会場の滞在時間は意外と短いということが分かったことが理由です。

今回は14時から18時までの枠で待機してました。

でも実際は待ち時間が長く、いつ来るのかと考えながら待ってました。

もっと細かく時間を打ち合わせてポイントで決めたらよかったと思います。

例えばAさんは14:30に取りに来る・Bさんは15:30に来るなどです。

その方がもっと時間を効率よく使えるかもです。

食材の総量をしっかり把握し分配する

食材の総量をしっかり把握し分配をすればよかったなと思います。

今回は全員に基本的に渡す量を袋に詰めて、持って帰れる人は、追加で持って行ってもらいました。

そうすると、他の人が、どれだけほしいのかが正確に判断はできないので、序盤はかなり量を抑えてもらいました。

結果、食材が残ってしまうという結果になりました。

もっとしっかり計算しておけば、もっとたくさん持って行ってもらえたのにと反省しています。

残った食材は、次回に回せるものが多いので、次回も使わせていただきます。

事前にどれくらいの量が渡せそうなのかを連絡

事前にどれくらいの量を渡せそうなのかを伝えてあげればよかったと思います。

事前に連絡することで、カバンなどを持ってきて、持ち帰るのが楽になる対策をとることができたのではないかと思います。

今回は初めてだったので手探り状態でした。

利用者さんもそうでした。

量が分からないので歩いてきた方や、袋をあまり持っていない方もいました。

利用者が少しでも楽になるように、こちらができることをもう少し考えることができるなと感じました。

今後の運営に活かしていきたいと思います。

フードパントリーのまとめ

今回はフードパントリーについて書かせていただきました。

いろいろと書いてきましたが、この活動をやってよかったと思います。

本当に困っている人を直接助けることができ、たくさん感謝され、やりがいを感じました。

困っている方の現状を知ることができたのも大きいです。

食品ロスを少なくすることにも多少ですが貢献できたと思います。

今後も継続して活動できるように、しっかりと改善し、努力していきたいと思います。

参考にしている本もあります。これはフードバンクや、貧困・食品ロスへの取り組みを書いた本です。
フードパントリーをやっていく上で大切な考え方なので、一回読んでみるといいかもしれません。

  • この記事を書いた人

かずしげ

中央大学▶老人ホームの営業▶『まいにち種まき』運営▶天理教の教会長 ●読書・ゲーム・食べ歩きや散歩が好きです。

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