こんにちは!
『まいにち種まき』をご覧いただきありがとうございます。
中村一成です。
今回は『「キングダム」で学ぶ最強のコミュニケーション力のレビューを紹介します。
✓こんな人にオススメ
- 最強のコミュニケーション力が気になる
- 『キングダム』でコミュニケーションを学べるのか気になる
- そもそも『キングダム』が好き
✓本記事の内容
- コミュニケーションを学ぶのに何で『キングダム』なの?
- 最強のコミュニケーションのポイント3つ紹介
- コミュニケーションを身につけるために必要なこと
- 今日から実践できるポイント(TODO)
この記事を書いている私は、今後家を継ぐ後継者という立場です。
今後多くの人と関わっていくので、少しでもコミュニケーション能力を鍛えようと思い、この本を読みました。
人とコミュニケーションをとるときに大切なことがたくさん書いてありました。
キングダムが大好きなこともあり、とても参考になりました。
原作のキングダムも面白いのでぜひ読んでほしいです!
目次
書籍紹介
タイトル:『キングダム』で学ぶ最強のコミュニケーション力
著者:馬場 啓介
発行所:集英社インターナショナル
初版:2020年9月30日
ページ数:205
著者紹介
著者は馬場啓介(ばばけいすけ)さんです。
トラストコーチングスクール/マザーズコーチングスクール代表。
これまでに全国、世界数ヵ国で2000名以上のコーチを育成。
経済産業省や多くの企業で人材育成を担当しています。
著書の例は以下の通りです。
- 『目標達成の神業』
- 『なぜか好かれる人の「わからせる」技術』
- 『鏡の中のぼく』
コミュニケーションを学ぶのになぜ『キングダム』なの?
本書の中で、著者が「コミュニケーションの最強の教科書」として名前を挙げているのが、『キングダム』です。
なぜかというと、『キングダム』の登場人物たちのコミュニケーション能力がとても高いレベルであるからです。
『キングダム』は週刊ヤングジャンプで連載中で、アニメ化、映画化もされている大人気の作品です。
物語の舞台は紀元前3世紀、春秋戦国時代の中国を舞台にしています。
現代もネットやSNSが発達し、世界中の人と繋がれるようになり、またコミュニケーションをとるのが苦手な方が増えてきたイメージがあります。
きっとコミュニケーションや人間関係には「正解」がないからだと思います。
「正解」がない時代に、最も大切なことは、自分で深く考え、自分の「正解」を見つけ出し、トライ&エラーで、より早く行動を繰り返す力です。
本書より引用
これはキングダムの中で頻繁に登場する力です。
物語が例になることで、とても分かりやすくなります。
このことからも「キングダム」はコミュニケーションの最強の教科書といえます。
現代はコミュニケーション力が必須ですね!
最強のコミュニケーションのポイント3つ紹介
この本には最強のコミュニケーションのポイントがいくつも紹介されています。
その中でも私が特に大切だなと思ったポイントを3つ紹介します。
- 視点の数
- 自己認識力
- 敬意の視点
それでは順番に説明していきます。
他にもいろいろ紹介されているので、ぜひ読んでみてください!
視点の数
人は基本的に自分の視点で物事を見て考えています。
しかしそれだけでは、良いコミュニケーションをとることはできません。
いいコミュニケーションをとるためには、自分だけでなく、相手のことも考えるという視点が必要だからです。
いろいろな人と出会い、知識や経験を積むことで、視野が広くなります。
その結果、「視点の数」が増えていきます。
「視点の数」が増えると、いろいろな角度から物事や相手のことを考えられるようになるので、コミュニケーション能力も上がります。
視野を広げることが重要ですね!
自己認識力
自己認識力とは、「自分自身を深く知る力」のことです。
本書では自己認識力のレベルをキングダムの役職に合わせて6段階に分けてあります。
新兵…自分の言動のほとんどが無意識なので人に流されてしまっている
伍長…自分を、多少、客観視できているが、自分の心配の方が気になる
百人将…自分が深く関わる人たちへの、自分が与えている影響を理解している
千人将…自分や周りの人に影響を及ぼす「残念な口癖」を理解している
将軍…自分のチームや、他のチームに、自分が与えている影響を理解している
大将軍…⑤に時間軸の視点が加わったレベル
本書より引用
自己認識力を高めることは、自分が本当に望んでいることを知り、「現在」だけでなく、「未来」のことまで考えられるようになります。
そして、先のことまで考えられるようになることで、「視点の数」も増やすことができます。
コミュニケーション力を鍛えるためには必須の能力です。
・敬意の視点
人と継続的に良好な関係を築くためには、相手への気遣いが欠かせませんが、その気持ちが最高に高まると、相手だけでなく、相手の大事にしている人やものにも自然と「想い」が及びます。それが「敬意の視点」なのです。
本書より引用
「敬意の視点」を持つことは、相手とコミュニケーションをとるときに特に大切なことです。
どんな相手にもしっかりと「敬意」を持つことが大切ですよね。
相手に敬意を払うことは、信頼関係を築く第一歩です。
また、人の心が動くときは、自分の大切なものに敬意を向けてくれたときです。
相手に敬意を持って接することは簡単なようで、難しいときもあるかもしれません。
まずは、意識して、考えていく必要がありますね。
そして自然に相手に敬意を持つことができるようになったときに、あなたのコミュニケーション力だけでなく、魅力も一段とパワーアップすると思います。
誰にでも敬意を持って接しましょう!
コミュニケーション力を身につけるために必要なこと
コミュニケーション力を身につけるために必要なことを3つ紹介します。
- 謙虚さを忘れないこと
- 人を好き嫌いで判断しない
- 感情をコントロールする
順番に説明していきます。
謙虚さを忘れないこと
謙虚さを忘れないことは敬意の視点を持つための第一歩です。
謙虚さがあれば良好なコミュニケーションをとることができます。
逆に言えば、謙虚さを忘れてしまった人とは、なかなかいいコミュニケーションをとることはできないのではないでしょうか。
これは、仕事でもプライベートでもいえることだと思います。
常に謙虚であることを心がけて、いいコミュニケーションを目指しましょう。
人を好き嫌いで判断しない
これも大切なことなのですが、人を好き嫌いで判断することはやめましょう。
人にはいろいろな面があります。
いいところもあれば悪いところもあります。
できるだけ悪いところではなく、いいところを見るようにしましょう。
人を好き嫌いで判断せず、フラットな目線で接することはとても難しいと思います。
ですが、これを意識するだけで、コミュニケーションの質はとてもよくなります。
これは日ごろから努力をすることが大切なのでぜひ、意識してみてください。
できるだけフラットな視点で人を見たいですね!
感情をコントロールする
感情をコントロールできる人はコミュニケーション力を身につけるためには必要なことです。
誰でも気分によってはイライラしてしまったり、好きなことや苦手なことでテンションも変わってしまうのではないでしょうか。
感情をコントロールすることで、言動を一定にすることができます。
人によって対応を変えないということは、あなたの信頼につながります。
良好なコミュニケーションをとるために、感情をコントロールできるように意識してみてください。
私も苦手なので頑張ります!!
今日から実践できるポイント(TODO)
- 相手のことを知る努力をする
- 相手の大切なものを大切にする
- 自分の視野を広げるために本を読み、多くの人に出会う
まとめ
いかがでしたか?
今回は『「キングダム」で学ぶ最強のコミュニケーション力』のレビューを書いてみました。
この本で特に大切だなと思ったポイントは3つです。
- 視点の数
- 自己認識力
- 敬意の視点
そして、コミュニケーション力を身につけるために必要なことは次の3つです。
- 謙虚さを忘れないこと
- 人を好き嫌いで判断しない
- 感情をコントロールする
これからの時代は人と心が大切になる時代だと思います。
そんな時代にコミュニケーション力は乗り越えるための立派な力になります。
ぜひこの本を通して、コミュニケーション力を身につけてみてください。
きっと仕事もプライベートもよい方向に進んでいけると思います。
今回の書籍の題材にも使われている『キングダム』は現在60巻まで出ています。
今から読み始めても本当に面白いです!!
私は初めて読んだときに本当に面白くて、その日のうちに40巻まで一気に全巻購入しました(笑)
それくらいおすすめなので、ぜひ読んでみてください!
後悔はしないと思います。